SUMS EDGE-NEXT

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SUMS EDGE-NEXTについて

医・工・デザイン連携グローバルアントレプレナー育成プログラム 医療イノベーションの実現をサポート

概念図

文部科学省平成29年度次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)に、早稲田大学を主幹校とし、滋賀医科大学、東京理科大学、山形大学を協働機関、多摩美術大学、富山県、株式会社本田技術研究所、一般財団法人大川ドリーム基金ら31機関を協力機関とするコンソ―シアム「EDGE-NEXT人材育成のための共創エコシステムの形成」が採択されました。

次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT:Exploration and Development of Global Entrepreneurship for NEXT generation)は、EDGE プログラムに採択された大学をはじめ、これまで各地の大学で取り組まれてきたアントレプレナー教育で得られた成果や課題を踏まえて、大学等の研究開発成果を基にした起業や新事業創出に挑戦する人材の育成、関係者・関係機関によるベンチャー・エコシステムの構築を目的としています。

滋賀医科大学は、iKODEプログラムと称して、医工連携に特化したEDGEプログラムを3年間実施してきました。今後も継続してiKODEプログラムを実施しながら、新しく採択されたEDGE-NEXTでは、早稲田大学のコンソーシアムの協働機関として連携し、受講生に対してリーンスタートアップやコーチングの研修を実施します。その中で、医療系の手法開発や教員へのコーチング研修も併せて行います。

一方で、独自の取り組み(SUMS EDGE-NEXT)として、産学連携活動の現場において実践的な学内インターンシップを行い、プロジェクトマネジメントやコーディネートの実践を本学のコーディネーターやURAとのハンズオンで取組みます。

これらの取り組みで創出されたビジネスアイデアについて、滋賀県発成長産業・育成コンソーシアムと連携し、人材の育成および地域産業の活性化に寄与したいと考えています。

アントレプレナー教育
次代を担う才能豊かな学生が新たな価値を生み出す創造性を育み、起業家マインドを醸成する教育。
iKODEプログラム
iKODEプログラムは、滋賀医科大学としが医工連携ものづくりネットワークが連携し活動してきた実績を活かして、医療ビジネスのイノベーションにつながる起業家(広義では、研究成果を実用化するための社会貢献活動を牽引できる人材)を育てるために、発想力を高めるデザイン思考と、医療ビジネスに取組むために必要な知識やネットワーク構築をサポートするグローバルアントレプレナー育成プログラム。
リーンスタートアップ
アメリカの起業家エリック・リース氏が2008年に提唱した、起業や新規事業などの立ち上げのためのマネジメント手法。リーンとは日本語で「ムダがなく効率的」という意味。最低限のコストと短いサイクルで仮説の構築と検証を繰り返しながら、市場やユーザーのニーズを探り当てていく手法。
コーチング
対話によって相手の目標達成に向けた自発的な行動を促進するコミュニケーションスキルである。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとする技法。
学内インターンシップ
学内で、産学連携活動の実践(コーディネート活動、プロジェクトマネジメントなど)するプログラム。研究シーズ、医療ニーズの発掘、自分 自身の研究テーマあるいは学内他者のプロジェクトマネジメント、 研究シーズ・医療ニーズ集の作成 、研究シーズ・医療ニーズと企業とのマッチングなどを実践するプログラム。
ピッチコンテスト
短い時間で自分自身やチームで考えた製品やサービスアイデア(ビジネスアイデア)をプレゼンテーションし、競う形式のイベント。一般的には、ベンチャー企業が自社の魅力や将来性について投資家に売り込み、資金を獲得することを目的とするもの。
滋賀県発成長産業・育成コンソーシアム
滋賀県では、本県に集積する理工系大学の研究シーズやモノづくり中小企業の技術シーズ、地域資源としての琵琶湖とその研究成果等のポテンシャルを活かした“モノづくり技術”および“水・環境技術”等の分野において、世界を舞台に活躍する研究開発型ベンチャー(モノづくりメガベンチャー)企業の創出と本県への立地を目指すとともに、そういった企業が自立・継続的に生み出される環境(ベンチャー・エコシステム)を構築することを目的として、県内6大学、2地域金融機関、公益財団法人滋賀県産業支援プラザ、株式会社リバネスとの11者によって構築されたコンソーシアム。